#28 ウンダーベルグ

皆様どうも、漆澤でございます。 そろそろ梅雨も始まろうかというころですね。外回りの多い我々には、あまりうれしくない季節の到来です。それでも、冷房の効いた部屋に入ったときのすがすがしさを楽しむためと思って、じめじめした数週間を過ごす毎年です。 突然ですが、先日いつものバーで面白い飲み物を発見いたしました。 写真でもわかるように本当に小さな小瓶で、ショット一杯分です。ウンダーベルクというドイツのリキュールですが、甘さはほとんど感じられず、苦味を凝縮して、そうですね、養命酒を煮詰めたような感じでしょうか。 「二日酔いの薬みたいなものですよ、そのまま飲んでください」 という解説を聞きながら試してみましたが、やはりそのままでは飲みにくく、何かしらのアレンジはないかと提案したところ、ジンとウンダーベルクを半分ずつ、ロックスタイルで飲むことにいたしました。薬草っぽい香りがあいまって、迎え酒の効果もあり、確かに二日酔いの時には効きそうな気もします。 ウンダーベルグ 私はカンパリやアブサンなどの少し匂いのきつい、苦味のある酒も好んで飲みます。あるときは炭酸で割って、あるときはロックの香り付けに。若いころと違って量が飲めないせいもあるのでしょうが、こういう苦味やえぐみをちびちび味わうことが多い今日この頃です。 ウンダーベルクは、ちょっとしたバーならインテリアを兼ねて結構見かけるはずですとのこと。皆さんもどこかで見かけたら、一度この苦味を試してみてくださいませ。