#23 シードル

皆様どうも、漆澤でございます。 今年は新年気分もそこそこで、もうすっかり日常が戻ってまいりました。この一年こそすべての皆様にとってよい年であればと願っております。 私の年明けの恒例は馴染にしているバーでの七草粥から始まります。セリやスズナ等を炊き込んだお粥で、疲れた胃を洗いながら一杯頂くわけです。 今年はバーテンダー君が「ちょっとおすすめを」といって「シードル」なるものを飲ませていただきました。シードルとはリンゴで作ったスパークリングワインだとのこと。甘酸っぱくリンゴの香りが芳醇で、アルコール度数も低めなのでさらりと飲める感じです。女性にも勧めやすい食前酒といったところでしょうか。 リンゴのスパークリング  いわゆるワインやブランデーといった、ブドウのお酒が一般的ですが、リンゴでワインを作ると「シードル」、蒸留してブランデーを作ると「カルヴァドス」、ヨーロッパの重要な作物としてリンゴは欠かせないものだとか。日本でも今が盛りのリンゴですが、こちらはあくまで生食中心。ヨーロッパではなるほど、お酒にしたりジャムやアップルパイにしたりと用途が広いようです。 種類は多くないものの、最近では大きな酒屋などではちらほら見かけることもあるとか。家庭でのホームパーティーなどで喜ばれること請け合いでございます。私も今年は少しそんな変わったお酒にチャレンジしてみようかなと。。 それでは皆様、今年もゆるりとお付き合いください。