#24 くろうま 再登場
皆様どうも、漆澤でございます。
朝晩の冷え込みはあるものの、ようやく寒さも和らいできました。三寒四温とはよく言ったものです。
相変わらず晩酌は麦焼酎一本やりで、プライベートなお酒ほどそこまで変化を求めたくはなくなるものなのでしょうか。それでも少しは目新しくと、なじみの店のバーテンダー氏が面白い焼酎を仕入れてくれました。
普段飲む「くろうま」と同じラベルの絵で色違い。何が違うかというとアルコール度数でした。いつもは25%のところがこちらは20%と低め、いつもと同じ割合で麦茶で割ると、パンチがなくてどことなく柔らか味のある喉越しになります。
「アルコール度数も味のうち、度数が低いから濃い目に造れば同じ味、というわけにはいきません。」
との話で、なるほどいつものアルコールの強さにすれば、麦茶の味が薄まって酒の刺激が強まるようです。
若い頃には痛飲した酒も、50に手が届こうというこの歳になってみると、のんびりと気長にやるのが一番のようです。逆に麦茶は濃い目に煮出して、アルコール度数は低いながらも骨格のしっかりした麦茶割りを、今日も愛飲しております。
焼酎ブームの始まる前には安い酒としてしか認識していなかった焼酎ですが、九州のほうでは仕事上がりの一杯を「だれやめ」といい、焼酎のお湯割などを嗜むのが風習とか。日常のお酒としても、いまや全国に広まった感じです。そんな私の「だれやめ」である麦焼酎の麦茶割りも、どうやらまた一つ歳をとったようであります。