#3 月不見の池 (つきみずのいけ)
皆様どうも、漆澤でございます。
新年一回目のお酒の小話コーナー第3回の今回は、私が永年愛飲していますお手軽な日本酒を紹介したいと思います。
今回ご紹介するのは家内の生れ故郷でもあります新潟県糸魚川市の「月不見の池」・標準酒。結婚を機にこの地を訪れることになって早20年余り。
新潟では数ある銘酒中の銘酒「八海山」、「雪中梅」、「久保田」、
「越乃寒梅」などにも負けない酒と義父に薦められるがまま「月不見の池」を一口。すっかりやみつきになってしまいました。
酒蔵の受け売りですが「月不見の池」の語源は、新潟県糸魚川市大字上出は“藤”の名所で、巨岩が池を取り囲み美しい“藤”は、そのつるや枝が水面を覆い池に映る月の姿が容易に見えないことからその名がつけられたと伝えられています。
普通酒でありながら精米歩合約60%で造られています。
原料米に五百万石を使用し原水を「月不見の池」と同じくする伏流水を“仕込水”に使用し入念に仕込んだこだわりの酒です。
リーズナブルでさらりとしたのみ口が特徴です。
冷でも燗でも楽しめる舌離れの良い辛口ですので特に糸魚川ではバイ貝の刺身などにはピッタリ。インターネットで容易に購入することが出来ます。
皆様に合う“つまみ”とご一緒にぜひ「月不見の池」、お試しください