#25 お花見の話
年度末のあわただしい毎日ですが皆様いかがお過ごしでしょうか、漆澤でございます。この不景気の中“営業は足で”との言葉どおり今まで疎遠になってしまっていたお客様などとの打ち合わせなど、仕事に追われているといつの間にやらもう月末で、月に二度くらいは更新しようと思っていたこのブログもすっかりご無沙汰しておりました。
暖かい日が続くかと思えば、三月も残りわずかのこの時期に急な冷え込み。体調管理にも気を使わねばならないこの時期でありますが、ご挨拶周りで何かと酒席の絶えない時期でもあります。また近頃では花粉症やら黄砂やら春は明るく和やかなイメージの反面、なかなかに慌ただしく厄介な季節でもあります。
気がつけばもう桜が咲き始めています。あわただしい中でも、時にはゆっくりと気持ちも体も休めて、桜でも眺めなければと思っているうちに日が過ぎてしまう毎年です。週末に出かけようとしても、あいにくの天候だったりで。なじみのバーでも「来週まで桜の花はもつかなあ」などと、これも毎年の、もはや風物詩ともいえる話題であります。
世の中に絶えて桜のなかりせば 春の心はのどけからまし
古典の好きなバーテンダー君が教えてくれた歌をメモにとってきました。桜が咲いたり散ったりと、まさに春のこの時期は気も漫ろでございます。
そんなせめてもの花見におすすめしたいお酒が東北の「出羽桜」です。春たけなわの酒肴として、旬の桜鯛の刺身と一緒にいかがでしょうか?
年に一度の花見もいいものです。それでは皆様、今年は良い桜が見れますことを。