酉の市2014
皆様どうも、漆澤でございます。
11月の恒例行事となっておりますが、新宿の花園神社の酉の市に行って参りました。知人からのご紹介に預かり昨年同様に奉納の提灯を納めさせて頂きましたが、お祭りに参加している気分も一入で参拝にも身が入る思いです。
相変わらずの賑わいの中今年はクロワッサンたい焼きが人気なのでしょうか?流行の移ろいと共に、昔ながらの飴細工やアンズ飴もまだまだ頑張っています。日本の祭りの屋台文化は、本当に豊かなものだと感心いたします。
屋台の一つに腰を落ち着け、おでんや焼き鳥、たこ焼きを頂きます。かつての酉の市では寒さの中で熱燗を呑む風景がよく見られたものですが、最近はすっかり暖かくなり、境内を行き交う人々も、コートを着た人すら見かけられません。かくいう私もシャツに上着が一枚の軽装です。そういう意味では、伝統のお祭りの風景は移ろいつつあります。
何より変わったのはお酒です。かつては缶ビールに缶チューハイ、ワンカップと縁起物の枡酒くらいのものでしたが、魔王や赤霧島、三岳等のプレミア焼酎から、はてはテキーラやシャンパン、イエガーマイスターなんかも置いてある屋台もあります。若者がワイワイと呑みに興じる姿は、流石は新宿と言ったところでしょうか。
熊手を買う方々の、拍子木の威勢のよい音と掛け声を聞きながら、ベビーカステラをお土産に買い求めて花園神社を後にしました。酉の市が始まると、もう後は滑るように年末までの時間が進みます。『今年もあっという間でしたね』と、お決まりのご挨拶をかわしつつ、、、
まだまだ寒暖の差の激しい今日この頃。皆様お風邪など召されぬよう、師走まで頑張ってまいりましょう!