福島県相馬市にて その後

漆澤でございます。
皆様、9月の連休は如何お過ごしでしょうか?

私は、3月11日の東日本大震災の傷がいまだなお癒えぬ中、
お墓の修復が終ったためゴールデンウィークに続き福島県相馬市の「浜通り」に義兄の納骨に行ってまいりました。

今回は、新幹線で仙台駅で乗り継ぎ常磐線の亘理まで。
相馬駅までは幾つかの駅が津波に流されて復旧の目処すら経っていないため宮城県の亘理駅まで義姉に車で迎えに来てもらいました。

亘理から相馬に向かう途中までも道路が未だに修復されていない個所が幾つかあるため所々に「減速」のプラカードを持った道路工事の人たちが立って注意を呼び掛けていました。
浜通りに近づくにつれ、津波で流された街の瓦礫は徐々にですが撤去されてきましたが被災した至る所で生い茂る雑草が街の痕跡を消し去ろうとしているかのようで不気味に感じました。

「想定外」の大震災と大津波に原発事故との三重苦に見舞われながらも新たな一歩を踏み出そうと義姉を含め本当に我慢強く被災者の方々は、健気に頑張って居られます。そこにきて政治家の無能、無策、無責任ぶりが加わった「四重苦」に腹が立ってしょうがありません。


仮設住宅の遅延、仮設住宅は建つには建ちましたがカビの大量発生に
「暑さ寒さ」対策の不備。未だ瓦屋根の修復がままならない家。仮設住宅に入居出来ずに傾きかけたアパートの入居すら三百世帯待ちという状況。
さらに追い打ちをかけるように東京電力の補償問題に災害地域の土地問題と挙げればきりが無いほど、被災した当事者にしかわからないであろう問題が山積されています。

また、現在被災地域を今一番困らせていることは風評被害と聞いています。
福島県は有数の果物の産地です。「梨」「ぶどう」「桃」etc...
放射能汚染が確認されていない果物までもが風評被害によって大打撃を受けています。どうにか早期に国も手を打って頂きたいものです。

義姉も今回、仮設住宅の抽選に漏れてしまいましたが傾きかけたアパートにどうにか入居する事が出来ました。荷物はあまり有りませんでしたが引越しの手伝いをさせて頂きました。義兄の仏壇を整え「やっと一区切りがついたね」と呟く義姉の後ろ姿がとても寂しく感じられました。

是非、被災者を見殺しにせず早期に今の現状を打破して頂けるよう政治家の方々に頑張って頂きたいと思います。